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「できない」について考えてみた

9月9日
読了時間: 2分

こちらが何かを伝えて、 「分かりました」 と言ってくれた。 後で確認すると 実行していない。 そんなことがあります。 「しっかり伝えたのにな」 と思うことが多くありました。 ところがある時、 こちらが伝えただけで、 本人は本当に自分のこととして 考えただろうか? と考えるようになりました。 そこで、 伝え方を少し変えてみました。 例えば、 「これは、こうした方がいいと思う」 で終わらせず、 「私は、こうした方がいいと思うけど、 あなたはどう思う?」 と聞いてみる。 少しの違いです。 この差は大きいです。 一方的に言われるのと、 自分で一度考えて、 自分の言葉で答えるのとでは、 その後の結果が 変わることがあります。 ある研究では、 他人から理由を与えられるより、 自分自身で理由を考えた方が、 その内容に説得されやすくなる 条件があることが分かっています。 更に、100を超える研究をまとめた分析でも、 行動について本人に質問すること自体、 その後の行動に影響することも 報告されてます。 もちろん、 質問すれば必ず行動が変わる、 ということではありません。 課題の難易度の問題かもしれないし、 環境の問題かもしれない。 そもそも、 こちらの考えが間違っていることだってあります。 だからこそ私は、 「あなたはどう思う?」 と、本人に返してみることをしています。 そして、 「じゃあ、次はどうしてみる?」 まで本人に考えてもらう。 こちらが考えた答えを 相手に覚えてもらうのではなく、 本人が、自分で考えて 自分の答えをつくる時間を持つ。


 
 
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