「前に進んでる感じ」がないと、仕事が嫌なることがある。と気がついてやってみたこと。
人の生活に関わる仕事には、 その仕事ならではの大変さがあります。 当社にもそのような部門があります。 例えば、介護という仕事は、 何かを大きく変えるというより 「今の状態をできるだけ保つ」 ことが大切になる場面も多くあります。 それはとても大切な仕事です。 ただ一方で、 働いている人自身は 「今日も前に進んだ」 「前よりできるようになった」 という感覚を 持ちにくいのでは? 私はそう考えました。 人は、少しでも 「自分は前に進んでいる」 と思えることを エネルギーにしている部分が あると思います。 実際、約250人の働く人から 12,000件ほどの日誌を集めた ある研究でも仕事の中で感じる 「小さな前進」は その日の気持ちや 仕事への意欲と強く関係していました。 そこで当社では、 懇親会のときに ・自分が成長したと思うこと ・ちょっとした自慢話 を発表してもらうことにしました。 すごい話でなくてもいいんです。 最初は 「成長なんてしてないんだけどなぁ」 という人も結構いました。 でも続けていると、 少しずつ
2 日前


『乱読のセレンディピティ』外山滋比古 著を読んで。
私は本を読むのが好きですが、 読み方はかなりバラバラです。 自分が知りたいことを中心に読みます。 そうでないところや、興味が湧かないところは早く読んだり飛ばします。 以前は少しだけ、 本というのは最初から最後まで ちゃんと読むものなのではないか。 そんな考えの時もありました。 「全部読む」ことが目的で 読んでいるわけではないよね、と ある時気が付きました。 自分が知らなかったことを知ったり、 「あ、そういう考え方もあるのか」 と気づいたり、 そこから自分で考えたりするために 読んでいます。 そう考えると、 この本に出てくる 「セレンディピティ」という言葉は、 探していたものとは違うところから 思いがけない発見をする、 というような意味です。 いろいろな本に手を出したり、 読み飛ばしたりする。 なるほど。 そう考えると、 最初から正しい、を決めて その通りに全部進まなくてもいい。 興味を持ったところで深掘りする。 違うと思えば飛ばすこともある。 面白そうなら、 予定になかった方向へ行ってみる。 そこから、 思いがけ
6 日前


映画『アーカイブ』を見て
とても良かったので 少し語ります。 最初は、失った者をAIで蘇らせようとする物語だと思っていました。 「嫉妬」ということをこの映画は 伝えたいのだと思っていました。 自分にとって大切な人が 何かとつながっていく。 そこには、言ってみれば「自分が置き換えられてしまうのではないか」という不安があります。 ところが、見ているうちに、 これは嫉妬の話し?と思うように なります。 私が強く感じたのは、 失ったものを取り戻そうとするとき、 そこから新しい苦しみが 生まれることがある ということです。 大切なものを失えば、当然取り戻したくなります。 「あの頃に戻りたい」 「あの人を取り戻したい」 「あの関係を元に戻したい」 そう思うこと自体は、とても自然なこと ですが、どうしても取り戻そうとすると、そこに執着が生まれます。 すると、 不安になったり、 嫉妬したり、 怒ったり、 失望したり、 さらに失うことを怖れたりする。 もともとの苦しみは「失ったこと」なのに、いつの間にか、いくつもの新しい苦しみが生まれてくる。 この映画は見てい
8月19日
