『今日は寝るのが一番よかった』を読んで 吉田靖直 著
- 8月10日
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日頃、なんとなく思っているけれど、わざわざ人に話すほどでもない。 そんな小さな、しょうもないことを言語化してくれている本でした。 例えば、「この言葉、なんとなく嫌だな」と感じること。 意味としては間違っていないし、別に誰かが悪いわけでもない。 それでも、その言葉を自分では使いたくない。 こういう感覚は、私にもよくあります。 「穿きたいなら履けばいいのに」のような、日常の中のちょっとした矛盾へのツッコミも、「あるある」と思いながら読みました。 考えてみると、私たちは普段、こうした小さな違和感をかなり流しているように思います。 「そんなこと気にしなくてもいい」と流してしまえば、それまでです。 ところが、その引っかかりを少し考えてみると、自分が何を変だと思い、何を心地よいと思っているのかが分かってきます。 個性というものは、こういう違和感の中にも表れるのかもしれません。 くだらないことを、くだらないまま丁寧に考える。 違和感を時には少し考えてみようと思わせてくれる本でした。

