『炎上社会を考える』伊藤昌亮 著 を読んで。
6 日前
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面白かった。 炎上というものは、誰か特定の人だから起きる。そんな単純なものではないと分かったのが一番良かった。 人間の心理も関係するけれどそれだけではない。 時代の出来事、政治的な対立、SNSという仕組み。 そうしたものが重なって、 炎上という現象が起きていくのかもしれない。 自粛警察や誹謗中傷、キャンセルカルチャーなどの炎上が起きる背景には、その時代ならではの社会構造や価値観があることが書かれています。 私は、炎上している人だけを見ても、その現象の全部は分からないのだと思いました。 その人はなぜ叩かれたのか。 なぜ、その発言が その時代には問題になったのか。 なぜ、そこまで多くの人が 反応したのか。 そこまで見ると見方が変わると思いました。 SNSは、まだ比較的新しい文化でもあります。人と人との距離、何を言ってよいのか、どこまで批判してよいのか。何を許容するのか。 そうしたものの落としどころが見つかるまでには、まだいろいろな問題が起きるのかな、と個人的に思います。 炎上を、原因の人がいて、みんなが怒った、だけで見ないでその後ろにある社会や時代まで少し考えてみる。 そんな見方を知れたのが、面白かったです。

