『無数の言語、無数の世界』ケイレブ・エヴェレット著を読んで
- 6月26日
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更新日:7月13日
ハッとさせられたのは、世界には「自分を中心にしない」言語があるということ。 私たちは普段「コップの右」と自分基準で考えたり伝えたりしますが、世界には家の中でも「コップの東側」や「山の方角」と表現する人々がいます。 彼らは自分を世界の中心にしないで「大きな自然の中に自分がいる」という感覚で生きているのです。 時間感覚も同じです。私たちは「1週間後」と時間を数字で切り取りますが、未来へ進むことを「山に登る」と実際の地形に結びつける言語もあります。時間を人工的な数字ではなく、目の前の風景として捉える感覚はとてもおおらかです。 この本を読んで、日頃の言葉を点検してみたくなりました。 例えば、道を歩くとき「右に曲がる」ではなく「東へ曲がる」と意識してみる。 すると、太陽の位置や風の向きなど、今まで見過ごしていた自然の気配がパッと目に飛び込んでくるはずです。 また、「あと1週間しかない」と焦る代わりに「今、山の中腹を登っている」と想像すれば、心の余裕も変わる気もします。 自分の言葉をチェックしてみると、自分中心だった世界に少し変化が起きるかもしれません

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