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『生きる言葉』俵万智 著 を読んで。

9月7日
読了時間: 2分

私は言葉はとても大切だと 思っています。 同じことを伝えるにしても、 どんな言葉を選ぶかで、 相手への届き方は変わりますから。 同じ言葉でも、 まわりの状況や見る角度で 意味が変わることもある。 言葉の面白さを、感じさせてくれる 本でした。 なるほど、これはすごく分かると思ったのが、 言葉には、その「器」に合った濃度がある という話。 短歌なら、 五・七・五・七・七という小さな器。 情報を詰め込みすぎてもいけないし、 薄すぎてもいけないという過酷な器。 その器に合った、 ちょうどいい言葉の濃さがあるのでは と思います。 時間を気にせず、 親しい人と話している時。 限られた時間しかない会議。 短いSNSの文章。 人前でのスピーチ。 この場面には、どのくらいの濃さで伝えるのがいいのか という視点も必要だな、と思いました。 腑に落ちました。 丁寧に伝えようとして 多くを語れば伝わっていない。 逆もそうで、短くしすぎれば、 伝わるものまで伝わらなくなる。 どんな場面で、 どのくらいの量で届けるのか。 そこまで含めて、 言葉を選ぶということなんですよね。 言葉について考えているつもりでしたが、 まだまだ面白い見方がある、そんな 面白い本でした。



 
 
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