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結果が出なかった人に、何を伝えるか?

8月29日
読了時間: 2分

以前の私は、 パフォーマンスが上がるのは 「褒めること」が大切だと思っていました。 「よくできたね」 「素晴らしい成果だったね」 結果が出たときは、 こう言えます。 ただ、 仕事はいつもうまくいくとは限りません。 一生懸命やったけれど、 結果が出なかった。 そんなとき、 何を伝えればいいのか。 私は「ねぎらう」について 考えるようになりました。 私が考える「ねぎらう」は、 結果を評価するのではなく、 そこまでの過程を見て、伝えることです。 「遅くまで準備していたね」 「あのとき、こんな工夫をしていたね」 結果がどうだったかではなく、 その人がやったことを できるだけ具体的に伝える。 「ちゃんと見ていたよ」 を言葉にする感じです。 研究でも、 「自分の貢献を大切にされている」 「自分のことを気にかけてもらえている」 と感じることは、 仕事への満足度や組織へのコミットメントなどと 関連することが、多くの研究から分かっています。 そこで私は、 結果が出なかったときほど、 「この人は、そこまでに何をしていたかな」 と見るようにしました。 そして、 見つけた事実を言葉にして返す。 すると失敗を必要以上に隠したり、 落ち込み続けたりする人が減り、 「次はこう工夫してみます」 と話す人が増えてきました。 もちろん、 ねぎらえば必ずそうなる、 という話ではありません。 ただ、結果だけでなく、 そこまでの過程も見て伝える。 そうすることによって信頼関係も 出来るのでは、と 私は考えています。


 
 
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