褒めるだけでは十分でない理由
9月16日
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「よく頑張ったね」 「すごく良かったよ」 こちらは褒めた(労う。以下、褒めると言います。)つもりでも、 「いえいえ、私なんて…」 「たまたまです」 と返ってくることがあります。 私が気にしているのは、 褒めたかどうかではなく、 その言葉が相手に届いたかどうか。 相手に入っていったか。 褒め言葉を受け取りにくい人には、 その人なりの理由があります。 自分への評価が低かったり、 自分の中の自己イメージと、 こちらの評価が合っていなかったり。 だから、 ただ「すごいね」と繰り返すだけでは 届かないこともあります。 そんな時は、 「何が良かったのか」を 具体的に伝えるようにしています。 「私は、あの時に先に声をかけていたところが すごく良かったと思ったよ」 「結果だけではなく、 そこまで準備していたことを見ていたよ」 というように。 ある研究では、 自己評価が低い人は、 肯定的な情報をそのまま受け取りにくいことが分かっています。 なので私は、 褒め言葉は、 言って終わりではない と思っています。 相手に届いていないなら、 具体的にする。 理由を伝える。 言い方を変える。 そして、 どうしたら、この人に届くのかを考える。 さらに、私は相手を褒めて 「いえいえ」 と言う言葉が返ってきたら、 「もう一度言いますね、本当によくやってくれてますよ」 トーンを落として、ゆっくり もう一度言い直す と言うバージョンを使うこともあります。 相手に届いて、初めて 人を褒めることだと思っています。
