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話を聞くのが大切だよ、と言うけれど自分がしんどい問題

9月24日
読了時間: 2分

共に歩む、でも、背負わない。 部下から、 「仕事がつらいです」 「人間関係で悩んでいます」 と相談されたら、 できるだけ相手を理解したい。 ところが理解しようとするあまり、 相手が苦しんでいると、 私まで一緒に苦しくなることが あるかもしれません。 そして、 「なんとかしてあげなければ」 と、相手の問題まで 自分が解決しようとしてしまう。 この対策の一つとして、 共感することと、 相手の問題を背負うことは別 と考えてみる。 例えば、 「それは大変だったね」 と気持ちは受け止める。 でも、そのあとに、 「あなたは、どうしたい?」 と聞いてみる。 そして、 「そのために、 私にできることはある?」 と聞く。 私が代わりに解決するのではなく、 本人が自分で進むことを、 必要なところで手伝う。 あるメタ分析では、 共感の中でも、 相手の立場を理解することや 思いやりを持つことは、 仕事上のバーンアウトの低さと関連していました。 逆に 相手の苦しさを 自分の感情のように受け取ってしまう 「感情伝染」は、 バーンアウトの高さと関連していました。 相手を理解することと、 相手と一緒に苦しむことは同じではない ということ、とも言えます。 また、職場における72の研究、 3万人以上をまとめた分析でも、 上司が本人の考えや選択を尊重する関わりは、 本人の自律的な動機づけや より良い仕事上の行動と 関連することが報告されています。 私は、相談されたとき、 「私がなんとかしよう」 の前に、 「この人自身は、どうしたいのだろう」 を見るようにしています。 もちろん、 上司が対応しなければならない問題や、 安全に関わること、 ハラスメントなどは別です。 そこはきちんと対応します。 本人が自分で考え、 自分で乗り越えられることまで、 こちらが全部引き取らない。 相手のつらさには寄り添う。 悩みの持ち主まで入れ替わらない。 その人が自分の足で進めるように 少し後ろでで支える。 そんな距離感を大切にしています。



 
 
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