

『「いいね!」の裏側で』マックス・フィッシャー 著を読んで。
面白く、かなり引き込まれました。 SNSがここまで広がったのは、 人間の心理と、あまりにも相性がよかったからなのだと私は思います。 自分を認めてくれる情報を見たい。 自分と同じ考えの人とつながりたい。 怒りや驚きを感じるものには、 つい反応してしまう。 そして、より反応されるものを さらに多く見せる。 そこに、それぞれの国や地域が持つ 宗教や政治、民族間の対立、 文化的な背景などが重なる。 事例を通して、それがかなり具体的に書かれていました。 もう一つ 誰か一人が 「社会を悪くしてやろう」 と考えた結果ではない、 ということ。 利用者に長く見てもらう。 反応を増やす。 広告につなげる。 一つ一つを見ると、企業として理解できない不思議な目的ではない。 けれど.その目的を追い求めた結果、 間違った情報、現実の暴力まで 起きてしまうことがある。 悪意がなくても、悪い結果が生まれることがある。ここが一番引き込まれた。 ならば、 「自分に軸を持ってSNSを使えばいい」 というだけでは、少し足りないのかもしれないと思った。
10月3日


「どうしたらいいですか?」が増えるのは、教えすぎだから?
部下には、 できるだけ丁寧に教えた方がいい と思う時があります。 自分が失敗して学んだこと 例えば、何度も試して、 うまくいった方法。 それを、 「ここは、こうした方がいいよ」 「次は、こうやってみたら」 と、できるだけ分かりやすく伝える。 相手が失敗しないように、 こちらが知っていることを できるだけ渡す。 その方が、良いのでは? と思うことがあります。 続けていると、 少し気になることが出てきました。 丁寧に教えたはずなのに、 また、 「どうしたらいいですか?」 と答えを求められる。 そこで私は、 教えること自体ではなく、 教える「量」の問題もある と考えるようになりました。 こちらが10まで説明すれば、 相手は10まで聞けばいい。 でも、 あえて6くらいで止めて、 「ここから、あなたはどう思う?」 と聞いてみる。 すると残りの4を、 本人が考えることになります。 そこで私は、 情報を減らし質問をしてみることに しました。 「私はここまで考えているけど、 あなたはどう思う?」 「もう少し良くす
9月28日


『僕の人生には事件が起きない』岩井勇気 著 を読んで。
私は、人が日々の出来事を どんな視点で見て、 何を考えながら生活しているのかに 興味があます。 タイトルの通り、 この本には 大きな事件はほとんど起きません。 岩井さん自身も、 普通に生活していれば そうそう事件なんて起きない、 ということを話しています。 何でもない日常を、 お笑い芸人である岩井さんが どう見るのか興味がありました。 面白かったのは、日常のちょっとした違和感を拾って、そこから少し視点をずらしたり、 妄想を広げたりして、笑いにしていくところでした。 そういう見方もあるのかと思うところもたくさんあった。 ただ、少し物足りなさも感じました。 もちろん、僕の人生には事件が起きない というタイトルなのだから、 私も劇的な出来事を 求めていたわけではありません。 普段テレビなどで岩井さんを見ていると、 もう少し、そこを見るのか、と思うような 独特の視点が出てくるのではないかと 期待していたのだと思います。 何も起きない日常を どう見るか。 そこには興味があった。 だからこそ、もう少し多くの岩井さん独特の見方を見てみた
9月28日
