褒める目的はなんだろう?について考えてみた。
私は、何をするにも意図が 必要だと考えています。 ですから、褒める(ねぎらう。以下、褒めるとしていきます。)にもどんな 意図があるのかが大切。 例えば、 「すごいね」 「よく頑張ったね」 と、成果や頑張りを認める場合があります。 私がよく使う褒め方には、 もう一つ狙いがあります。 それは、 うまくいったやり方を本人に自覚してもらい、 次にも使えるようにすること。 例えば、 何かがうまくいったときに、 「そうか。 そこを工夫したから、うまくいったんだね」 「そのやり方、良かったね。 次にも使えそうですね」 と伝えます。 単に、 「よくできたね」 で終わりではなく 何が良かったのかを具体的に伝える。 そうすることで本人も、 「なるほど。 ここがうまくいった理由だったのか」 と、自分のやり方を 振り返りやすくなります。 そして次に似た場面があったとき、 うまくいかなかった以前の方法ではなく、 うまくいった方法を 自覚して選びやすくなる。 ある大規模なメタ分析でも、 フィードバックは平均すると パフォーマンスの
9月7日


『生きる言葉』俵万智 著 を読んで。
私は言葉はとても大切だと 思っています。 同じことを伝えるにしても、 どんな言葉を選ぶかで、 相手への届き方は変わりますから。 同じ言葉でも、 まわりの状況や見る角度で 意味が変わることもある。 言葉の面白さを、感じさせてくれる 本でした。 なるほど、これはすごく分かると思ったのが、 言葉には、その「器」に合った濃度がある という話。 短歌なら、 五・七・五・七・七という小さな器。 情報を詰め込みすぎてもいけないし、 薄すぎてもいけないという過酷な器。 その器に合った、 ちょうどいい言葉の濃さがあるのでは と思います。 時間を気にせず、 親しい人と話している時。 限られた時間しかない会議。 短いSNSの文章。 人前でのスピーチ。 この場面には、どのくらいの濃さで伝えるのがいいのか という視点も必要だな、と思いました。 腑に落ちました。 丁寧に伝えようとして 多くを語れば伝わっていない。 逆もそうで、短くしすぎれば、 伝わるものまで伝わらなくなる。 どんな場面で、 どのくらいの量で届けるのか。 そこまで含めて、 言葉を
9月7日


『これからの生き方――揺らぐ世界で何度でも立ち直る力』マーティン・セリグマン、ガブリエラ・ローゼン・ケラーマン 著 を読んで。
心理学を使って、まとめて言うと 「うまくいかない時、どう立て直すか」 「変化の多い時代に、どう前へ進むか」 を考える本。 レジリエンスや人とのつながり、 物事の捉え方、未来を考える力など、 オールインワン的な内容。 これまで私も学んだり、 実際に使ったりしてきたものが まとまっていました。 そういう意味では私にとって、 “人が少し生きやすくなるための技術の総復習” のような本でした。 良かったのは、 理論だけではなく、 「こんな時、人はどう考えやすいのか」 「では、どうやって考え直すのか」 を事例を使いながら説明しているところです。 心理学の話は、 知識として分かっていても、 実際に自分の生活で使えるかどうかは また別なんですよね。 だから私は本を読む時も、 そうなのか、で終わるより、 これはどこで使える? と考えながら読むことにしています。 今回も、忘れていた、これ大事だったな、と振り返るものがありました。 まったく新しいことを知る 面白さもありますが、 知っていたことを、 もう一度整理し直すことにも 面白みがあ
9月4日
